防災普及・啓発
防災活動のご紹介
当財団は昭和48年の設立当初より、事業の一環である建築防災の普及啓発として、建築防災に関するPR及び溝演会の開催並びに建築防災に関する資料の収集と提供等の事業に積極的に取り組んでおります。
防災は日頃からの心構えと備えが大切であるとの考えを基に建築災害を未然に防止し、安全で安心な府民生活の確保のために事業を推進しています。
建築防災の普及啓発
建築防災に関する講演会の開催
当財団では建築物の防災対策を推進するため、昭和58年
度から建築物防災に関する講演会を防災週間の関連行事として、毎年度9月(秋季)と3月(春季)に開催しています。講演会のテーマには地震、火災、風水害など、その時々の社会状況にふさわしいものを選定し、テーマに沿った専門家を講師に迎え、これまでに75回以上にわたり実施
しています。
冊子の作成・配布
一般向け防災冊子の作成・配付 (令和4年度改訂)
平成23年3月11日に発生した東日本大震災を教訓に、今後起こる自然災害に備え、防災対策を始める第一歩として活用いただくことを目的に作成しました。 平成25年の発行から大阪府内の希望する中学校、高等学校をはじめ、一般の皆様に現在に至るまで71万部を無償配布しています。
令和4年に内容を新たに改訂版を作成しました。
-直近5年間の配布状況-
年度 | 校数 | 配布数 (学校) | 配布数 (その他) | 合 計 |
---|---|---|---|---|
R01 | 110 | 62,617 | 32,653 | 95,270 |
R02 | 211 | 115,663 | 26,267 | 141,930 |
R03 | 152 | 76,470 | 3,000 | 79,470 |
R04 | 168 | 100,511 | 5,309 | 105,820 |
R05 | 152 | 85,560 | 9,440 | 95,000 |
ー改訂版ー
児童向け防災小冊子の作成・配付 (令和5年度改訂)
平成7年1月17日に発生した阪神淡路大震災を契機に、「防災意識は、子供の頃からが大切」と考え、子供たちに災害や防災について考えてもらうことを目的に作成しました。
平成7年の発行から定期的に改訂をおこない、大阪府内の希望する小学校に現在に至るまで100万部を無償配布
しています。
-直近5年間の配布状況-
年度 | 校数 | 配布数 (学校) | 配布数 (その他) | 合 計 |
---|---|---|---|---|
R01 | 150 | 36,449 | 29,501 | 65,950 |
R02 | 335 | 79,316 | 19,028 | 98,344 |
R03 | 244 | 51,756 | 506 | 52,262 |
R04 | 289 | 62,538 | 2,762 | 65,300 |
R05 | 267 | 54,173 | 12,527 | 66,700 |
ー改訂版ー
防災教育出前講座の実施
※大阪府住まい・まちづくり教育普及協議会による『出前講座』が2020年日本建築学会教育賞(教育貢献)を受賞いたしました。受賞講評(別サイトリンク)
平成20年度から大阪府住まい・まちづくり教育普及協議会に参画し、家をつくる楽しさ・すばらしさや、災害から身をまもる知恵・工夫などを教え学ぶため、府内の希望する小学校、中学校へ防災教育の出前講座の実施しています。
出前講座では、自分たちが住んでいる町の防災マップ作成や、新聞紙でスリッパや紙食器の作成、ロープの結び方など災害時に身のまわりのものを役立てる工夫、さらには防災カルタやクイズなど遊びを通した防災教育を行っています。
また、これらのテーマを先生の勉強会用に実施する『先生に向けた講座』も実施しています。
簡易スリッパ作成/体験1
簡易スリッパ作成/体験2
防災グッズ体験
校区防災マップ作成
毛布担架体験
防災カルタ
エレベーター/エスカレーターの事故防止のための体験マナー講座の実施
エスカレーター事故の原因は、エスカレーターに乗ろうとして踏み外し、転倒するなどの「つまづき」や「両手に荷物を持っていた」ことによりバランスを崩して転倒するなど、“手すりにつかまっていれば防げた”かもしれない事例が多く報告されています。また、「カート等の利用」、「体調不良」、「飲酒状態」も続いて多く報告されています。
こうした状況を踏まえ、小学生及び高齢者等を対象として、DVDの視聴や、エスカレーター、エレベーターを実際に使って正しい乗り方等を体験する講座の協力を行っております。
建築防災に関する専門技術者の育成、及び技術指導
定期報告の実務講習会
建築基準法第12条の規定に基づく定期報告制度について、大阪府内における実務並びに本財団との連繋に必要な事項を研修し、的確に調(検)査業務を実施していただくため、講習会を開催しています。
被災建築物応急危険度判定講習会
本講習会は、地震等により被災した建築物の余震等による倒壊、部材の落下等から生じる二次災害を防止するため、被災建築物の応急危険度判定を行う大阪府被災建築物応急危険度判定士を養成する講習会を開催しています。
本講習会は、地震等により被災した建築物の余震等による倒壊、部材の落下等から生じる二次災害を防止するため、被災建築物の応急危険度判定を行う大阪府被災建築物応急危険度判定士を養成する講習会を開催しています。
被災宅地危険度判定士講習会
地震・降雨等により宅地が大規模かつ広範囲に被災した場合に、二次災害を未然に防止して住民の安全を確保するため、被災宅地の危険度を迅速かつ的確に判定を行う大阪府被災宅地危険度判定士を養成するための講習会を開催しています。
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